受験生のサポートエピソード【保護者の声編】

受験生のお子さんへの接し方に悩む保護者の方は、多いのではないでしょうか。このページでは、お子さんが高校受験を終えた保護者の方々の体験談をご紹介します。支え方のヒントが見つかるかもしれません。

お子さんたちからの「保護者のこんな支えが嬉しかった」体験記もこちらでご紹介しています。

※2023年度中3LINE登録者(保護者)へのアンケートより。

1.受験生のわが子をこう支えた

普段通りの態度(保護者A.I.さん)

親の私も初めての受験で心配や不安がありましたが、子供にその気持ちが伝染してはいけないと思い、意識して普段通りの態度を心掛けました。

頑張りを認める(保護者T.K.さん)

3人の子育てをし、親として最後の受験時期だった。点数が悪くても、その子の頑張りを認め、一緒に残念がった。また次の目標だけは確認しておき、それもまたクリアできた・できないを一緒に共感した。

ネガティブな評価をしない(保護者M.T.さん)

試験の内容についての反省点など、言いたいことはたくさんあったが、それについては塾の先生にお任せすると決め、試験結果についてネガティブな評価をしないように心がけた。

話を最後まで聞く(保護者M.Y.さん)

話したいそぶりがあるときは、否定したい内容であっても途中で止めずに最後まで頷きながら聞き、本人が思っていることをためこまないよう気をつけました。

自分で考えさせた(保護者K.Y.さん)

3年生になってすぐくらいの時に「自分でちゃんと考えなさい。今、勉強しないで遊んでいたら春にどうなっているか。」ということを言いました。
本人なりに考えたのかどうなのか、ゲームをしたりスマホをいじったりもしてましたけど、1日ここまで、と本人が決めたペースで勉強していたようです。

楽しみを持たせた(保護者K.I.さん)

勉強の合間に休憩が取れるよう、メリハリを付けるためにしていたことがあります。週末は、2時間勉強できたら、ランチしにいくなど、楽しみを持たせるよう心がけました!

否定せず、ポジティブな声掛けをするように心がけていた方が多かったです。

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2.反抗期のわが子との向き合い方

信じて待つ(保護者M.K.さん)

うちは中学3年間ずっと反抗期でした。そして娘と親(母)との考え方等も違い、学校見学も大変でした。親の意見を押し付けたりする訳ではなかったのですが、中々高校の話も出来ず、やりたい事もなく高校選びも大変でした。
高校に行くのは娘…私ではない。娘がどうしたいのか答えが出るまで待ち、どんな事でも受け止められる様にしました。その結果、願書を出すのもギリギリ、志願先変更もするなど、最後の最後までいろいろありましたが、娘が自分で行きたい高校を決め見事合格しました。
親子共々忘れられない受験になりましたが、子どもを信じて待ってあげてください。ちゃんと自分で考える力は持っているはず。いろんな意味で勉強になった受験でした。

LINEでコミュニケーション(保護者Y.T.さん)

反抗期なので、なかなか喋ってくれない日々の中、LINEを通してなら気持ちを話してくれていたので、LINEでコミュニケーションを取っていたのと、父親の話は聞くので、主人を通して子供の気持ちを聞いてもらっていました。

出かける時の楽しみ(保護者S.K.さん)

今まで明るくよく喋る子だったが、思春期もあってか無口で笑わない日が多くなった。心配だったが、あまり干渉されるのも嫌うのでうるさく言わないようにした。
ラーメンが好きな子だったので、学校見学等で出かける際は各地のラーメン屋さんでお昼をとったり楽しみを作るようにした。

言ってもやらないなら(保護者M.S.さん)

言ってもやらないことがわかったら、さっさと身を引けばよかったと思う。もっとこうすれば伸びるのに等、たくさん案はあってそれを言う度に喧嘩になった。見守る大変さと難しさはあるが、散々戦ってしまったので、言わなくてもいい言葉で傷つけたりもしたと思う。
言ってもやらない、言わなくてもやらない、なら言わない方がよかったのかも、と感じています。

イライラしないように(保護者H.K.さん)

受験校は自分で決めさせた。本人が一番イライラしているから、こちらはイライラしないようにした。

難しい時期の高校受験。苦労したとのお声がほかにもたくさんありました。

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3.勉強や高校探しのサポート
勉強のサポート

一緒に勉強した(保護者K.T.さん)

とにかく一緒に勉強しました。塾にも行っていない、通信教材もやっていない。本当に学校の勉強と家庭学習のみ。
その上で、北辰テストの「志望校合格のために必ず得点しておきたい問題」などは本当に役に立ちました。一緒に見返して、一緒に復習。「がんばれがんばれ!」じゃなく、一緒にがんばりました!

1つずつ克服(保護者T.I.さん)

もともとは自分の部屋で1人で勉強をしていました(勉強している風でした)。でも、成績は下がるばかりで、その度に自信をなくしていくのがわかりました。
冬休みに入る前から、リビングで勉強するように話し、薄い問題集を購入し、2人で問題を解くようにしていきました。間違えた問題、わからない問題は、翌日登校したら先生に質問するようにして、1つずつ苦手を克服していきました。
焦る本人は、「こんな勉強で間に合うのか」と何度も言っていましたが、とにかく1つずつ解決していったせいか、受験の少し前までには5教科で合計100点アップするまでになりました。隣で私は出来たこと、解決出来たことを褒め続けました。出来ないことは、見つけられたことが試験の前で良かったと言い続けました。
そして無事に志望校に合格することが出来ました。併願で受けた高校も合格出来ました。

あえて勉強を教えてもらう(保護者Y.T.さん)

一緒に問題の対策をしたり、子供がつまずいているところの分かりやすい動画を探したり、問題を一緒に解いてみたり。あえて子供に教えてもらったりしました。

高校探しのサポート

たくさん話をした(保護者K.M.さん)

本人の将来の夢に近づくためには、どこの学校がいいかを2人でたくさん話をして決めました。
最終的に、県立を第1希望にしましたが、少し挑戦する形の受験だったので、心配しましたが、本人の意思を尊重し応援しました。第1希望が残念な結果でも、私立も希望する学校を受験したことで、当日は思い切り試験に向かうことができたようです。

北辰テストの学校紹介を参考に(保護者S.O.さん)

志望校選びに苦戦しました。本人も「分からない」と無責任な返答…北辰で挙げられた学校、成績から少しずつ絞っていきました。あまり興味がなかった学校でも半分強制的に説明会に参加させました。

一緒に行動(保護者K.T.さん)

どんな高校があるか分からない為、高校見学に色々と一緒に行きました。中学2年からでも行って良いと知らなかったので出遅れた感がありましたが、一緒に行動したのは良かったです。

私立高校探しをフォロー(保護者N.T.さん)

進学する高校は本人に決めさせました。北辰テストは1年生から受けていたので、自然と志望校は決まっていきましたが、当初は憧れレベルだった学校を最後の1年で、追い付いて合格を勝ち取ったので、素直に凄いと思いました。
反面、併願する私立高校には余り興味を示さず、そちらは私が調べては「こんな学校があるよ」と話を振り、実際に説明会や相談会に足を運んで通学出来そうか、併願はどこにするかのフォローが必要でした。

なるべく足を運ぶ(保護者Y.Y.さん)

勉強するための目的意識として、志望校がはっきり頭に浮かんでいるのは、とても大事だと思います。志望校が絞られると、勉強に対する、やる気や集中力も上がると感じました。
志望校を決めるために、出来るだけ実際に高校を見に行きました。資料だけでは分からない学校の雰囲気、通っている生徒さんの様子が分かるので、なるべく足を運んでみることをお勧めします。

どんな学校があるのかわからないときは、北辰テストの個人成績票に出てくる「今回の成績から見えてくる学校」を調べてみるのもおすすめです。

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4.生活面のサポート

体調管理の大切さ(保護者F.S.さん)

生活面で食事に気を遣ったり、体調が少しでも優れない時にはしっかり睡眠を取るようにすすめたりしました。
体調不良で北辰テストを欠席したこともあり、どれだけ勉強を頑張っても、ベストな状態で試験を受けられなければ意味がないので、とにかく体調管理が大事だとつくづく思います。

睡眠と運動のサポート(保護者Y.N.さん)

塾の時間を考慮して、夕飯を準備するようにした。夜は12時には寝て、朝は出来るだけ決まった時間に起きるよう声掛けした。運動不足でイライラしないように、週末はバッティングセンター等に連れて行った。

感染予防(保護者K.S.さん)

とにかく体調だけは整えられるよう、食事や睡眠時間に気を配りました。兄弟がいるとどうしても家庭内に病気が入ってきてしまうので、隔離したりとにかくうつらないように気を遣いました。

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5.不安そうなときにしたこと

一緒にいる時間を作る(保護者R.N.さん)

早朝の仕事があるため、いつもは就寝時間が早いが、塾に通い始めてからは、帰りを待って晩御飯を食べながら、一緒にいる時間を作ることを心がけた。受験前に不安な気持ちを話してくれたことで、気持ちのところのケアができたのではないかと思います。

共感しつつ励ました(保護者A.F.さん)

志望校が学校選択問題の高校だったので、過去問をたくさんやっていました。しかし、なかなか点数が上がらず、本人は焦るばかり。何度も泣きました。親として心がけたことは、不安な気持ちに共感しつつ、「大丈夫!」という言葉をかけたこと。泣いてるわが子の背中をさすり抱きしめました。

決めたことを信じる(保護者A.A.さん)

大変不安定な時期もありましたが、「息子が決めたことを信じる」と心に決めて過ごしたことは、お互いにとってもよかったと思います。

不安なとき、そばにいてくれる人の存在が、受験生としてはありがたいようです。

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6.こうしてあげればよかったと思うこと

もっとたくさん見学に(保護者M.Y.さん)

もっとたくさんの高校を見に行けば良かったと思っています。本人が行きたいという2校しか見に行かなかったので、選択肢を広げるためにも、自分が行きたいという印象だけでなく、自宅から通える範囲の学校をもっと探して、たくさん見学しておけば良かったと後悔しています。

早く一緒に頑張れば(保護者I.G.さん)

塾、学習アプリ、参考書やワークがあるので自分で活用して学習するようにと日々うるさく言っていましたが、そもそも勉強が嫌いだったので寝たりぼんやりすることが多くただ座ってるだけの無駄な時間を過ごしていました。成績も悪くなる一方でした。
私も勉強は得意ではなく教える事はできませんが、受験前に横に座って一緒に調べながら勉強すると、寝ることもなく学習できました。一緒に勉強なんて過保護だと思ったし、1人で工夫して努力し乗り越えるべき難関だとは思っていましたが、勉強できずに入試日を迎えるくらいならもっと早く一緒に頑張れば良かったなと思いました。

苦手科目の対策(保護者Y.O.さん)

苦手科目にもっと初期(1年生の時)から気付き、参考書を買うなどしておけば良かった。

その他、高校についての情報収集など、もっと早めに動き出していれば…という声もみられました。

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