わが子の高校受験エピソード

このページでは、お子さんが高校受験を終えた保護者の方々にお聞きした「わが子の高校受験エピソード」をご紹介。入試準備の参考になるエピソードを、たくさんお寄せいただきました。

※2023年度中3LINE登録者(保護者)へのアンケートより。

1.体調に関するエピソード

兄弟が感染

県立入試の週に兄弟がインフル&コロナのダブル感染! 受験生だった上の子には入試が終わるまで体調不良で隔離中と伝えて動揺しないように配慮しました。どうか発症しないでと、終わるまでは本当にヒヤヒヤしました。(保護者K.T.さん)

本番前まで遅くまで頑張っていて、公立入試1週前に兄弟がインフルエンザに罹ってしまった時にはヒヤヒヤでしたが、本人は何とか感染せず当日を迎えられて、終わった時にはスッキリした顔で帰ってきたのが印象的でした。
テストも北辰を何回も受けていたのでペース配分ができたと言っていて、よかったと一安心しました。(保護者N.K.さん)

直前に花粉症に

入試直前に花粉症になり、今まではなっていなかったので、薬の準備も無くて…。本人は受験校にティッシュをたくさん持って行き、何とかしました。あらかじめ、眠くならない薬とかを試してみればよかったです。(保護者M.M.さん)

お腹を下した時のために

北辰テストの時、お腹が痛くなりトイレに行く事態に見舞われた事があった。元々お腹は下しやすい事もあったが、対策不十分だったと反省。整腸剤などで腸内環境を整え体調管理に気を付けた。(保護者M.Y.さん)

通院は、入試の直前を避け、早めに済ませたという体験記もありました。

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2.わが子の頑張りエピソード

解き直しが自信に

中3の夏頃、それまでに受けた北辰テストで間違えた問題を解き直し、できるようになった事は本人にとって自信に繋がったようです。(保護者M.S.さん)

見ていない所で頑張っていた

母である私が心配しても、結局は息子のヤル気次第。私以上に息子の方がしっかりと考えていたのかもしれない。私は、常に「勉強しなよ!!」と言っていた。それは、していない所を見ていたから。でも、実際は、私の見ていない所でしっかりと勉強していたと思います。結果、みごとに志望の高校に今まで以上の得点で合格!! 合格発表の時の息子の笑顔!! とっても素敵な笑顔でした。今後も息子を信じ、支えたいと思いました。(保護者K.N.さん)

場所を工夫して集中

(冬の時期)部屋の中で眠くなった時は、玄関に折りたたみ机を運んで勉強していました。寒いし集中力が高まったそうです。(保護者K.T.さん)

内申点も意識

ずっと余裕のある判定だったにも関わらず、当日緊張し過ぎて力を発揮することが出来なかった。それでも志望校に合格できたのは、1年生の頃から定期テストにも真剣に取り組み、3年生でも受験だけでなく、定期テストも大切にして、内申点を意識していたことが功を奏したのだと思う。
推し活も受験生の割にはしていたと思うが、それがモチベーションに繋がり結果を出していたので、精神的な健康を保つためには過剰に制限せず、趣味などの時間も設けた方が良いのかもしれないと実感した。(保護者Y.Iさん)

地道に努力する姿は、とても頼もしいですね。

自分でできることは自分で!

「自分でできることは自分で!」と、いろいろ探したり調べたりしていたようです。「親に言われたからここにした」とか、偏差値で「ここしか無理かな?」とか決めつけずに、目標に向かって頑張っていました。(保護者A.K.さん)

苦手克服の経験

受験勉強として量をこなしていくなかで、分からない問題でも何度も解けば解けるようになる、苦手な科目でも何度もやれば覚えられる、ということを実感できたことは、これから先何かに躓いたときにそれを乗り越えるための良い経験になったのではないかと思います。(保護者M.K.さん)

友達と頑張った

山あり谷ありの受験でした。夏休みからみんな勉強を始めるので、頑張っているのに偏差値が上がらず現実逃避をしたり、推し活したりと、勉強しない日が1ヶ月くらい続きました。
これも必要な事だと思い気分転換させたりと、いろいろ試しましたが、やはり持つべきモノは友達でした。友達が勉強しだすと自然と自分も勉強するようになり、最後まで過去問や苦手な問題を何回も解いてました。理社の問題集は3回も終わらせていました。友達がいたから頑張れたと思います。その友達に感謝しています。(保護者M.N.さん)

受験において、周りの環境はとても大切であることを改めて感じました。家庭内での雰囲気もですが、息子の場合は友人に恵まれていたと思います。お互いに勉強を教え合ったり、励まし合ったりする中で、受験の不安を乗り越えて成長していたように思います。北辰テストの結果で一喜一憂していましたが、お互いに苦手な所を補い合ったり、教え合ったりして絆を深めていました。(保護者A.A.さん)

人に説明することで、自分の理解が深まることもあります。

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3.受験校決めのエピソード

ラストスパートの頑張り

お正月までのんびりしていましたが、1月の模試で点数が届かない事が分かり、やっとスイッチが入りました。当然点数はすぐには伸びず志願先変更を考え、1月末に他の高校を見に行ったところ、第一希望の高校に入りたいという気持ちがより強くなったようです。最後まで諦めずに頑張り、意外と根性があって感心しました。(保護者A.M.さん)

本人の強い意志

模試の結果は毎回ムラがあり、第一志望校の合格判定もA判定やC判定を行ったり来たりでした。第一志望校に出願したものの、親としてはやはり心配で、本人に志望校を変更するかどうか、確認したところ、キッパリ「変更しない」と即答されました。最後までどうなるかドキドキでしたが、第一志望校に合格出来ました。
今思うと、本人には自分の実力がよく判っていたのだろうと思います。親は心配ばかりしていましたが、本人は親の目の届かないところでも頑張っていたのだと頼もしく思いました。(保護者J.K.さん)

部活体験で

行きたい高校もなく、特に希望もなく、志望校が決まらず1学期を終えました。
きっかけを作りたくて、ずっと続けていた野球の部活体験に何校か応募して一緒に連れて行きました。どの高校もピンとこないようで、最後に兄の所属する野球部の体験に行った時に、兄の友達や先輩たちが部活のこと、学校生活、勉強のことや受験期の乗り越え方をいろいろと教えて下さったようで、帰宅後に本人の口から「あの高校に行く!」との言葉が聞けました。
北辰の結果は努力圏でしたが、兄と野球がしたい、「待ってるから必ず来いよ」と先輩たちに声をかけられ、そのことを目標に頑張っていました。波がありながらも成績は安全圏に到達するまでになり、その高校に無事合格することができました。
北辰の結果をみて、得意教科は現状維持、苦手教科でもう少し点が取れるようにと毎回分析しながら勉強に取り組みました。(保護者H.M.さん)

見守る忍耐力

第一希望を私立にするか公立にするか、中学に伝える日まで粘って悩んでいました。決まらなくてイライラしそうですが、最終的に本人の選択なので、息子に見守る親の忍耐力を育ててもらったなと思っています。受験があったことで、子供と向き合うよい機会でした。(保護者M.Y.さん)

前日まで迷っていた

ギリギリまで志望校を決めるのに2校で迷っていましたが、北辰の結果を4月のテスト分から見返しながらいろいろ話し、願書提出前日に決めた。(保護者H.G.さん)

本人の意志の強さに、驚いたという保護者の方も多かったです。

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4.入試直前・当日エピソード

まとめの問題集

試験直前に、まとめの問題集を短期集中で何回も繰り返し解いたら、良いペースで振り返りができて身についたようです。結果、自信にもつながったのかな。(保護者Y.K.さん)

例年より高い倍率にハラハラ

受験した志望校の受験者数や傾向が例年と異なり、倍率が高くなった。クラス数が少ないため、ほんの少しのことで当落が変わってしまう。受験日当日だけで無く、結果発表も、親はハラハラしながら待っていた。(保護者H.S.さん)

時間には余裕を持って

試験当日、心配でついて行ったのですが、私が電車を間違えてしまい不安にさせてしまいました。落ち着いて行動できず反省しました。時間は余裕だったので無事に到着できて良かったです。
何があるかわからないので、時間は余裕を持って出たほうがいいと思います。(保護者A.I.さん)

持ち物の確認の大切さ

出発前に受験票の確認をし安心していました。現地へ娘を送り届け、自宅へ戻ろうとしたところ、娘から電話が…嫌な予感は的中…上履きを忘れたとのこと。
急いで現地へ猛ダッシュ。雪の降りそうな寒さと雨の中、受付時間を少し過ぎて、現地へ着いた頃にはびっしょり濡れた姿で「変な親御さんだな」と思われたかもしれません。高校の先生に上履きを託し、帰路へ着きました。朝、親子でちゃんと確認するのを忘れてしまった事を大変後悔しました。何事にも確認は大事だなと思いました。合格発表まで親子で胸中不安の中で待っていたのも、今では良き思い出です。(保護者A.S.さん)

県立高校入試の際、慣れない腕時計を最寄駅にむかう車の中でつけようとしたところ、時計が止まっていました。戻る時間の余裕もなく、結局は本人が腹時計でいいと言うのでそのまま駅に送りました。1日心配していましたが、腹時計はなかなか正確だったそうです。ちゃんと準備したり、予備を持ったりするのは重要だと思いました。(保護者Y.N.さん)

乗り場の確認も忘れずに

入試本番、現地へはバスで行かなければならないが、乗り場を間違えていて、後で車で送り届ける羽目になった。勉強も大事だが、現地への行き方も事前にシミュレーションした方が良いと思いました。(保護者Y.N.さん)

ひとりで試験会場へ

試験本番は、行きは学校または最寄り駅まで付き添った方が良いのではと思っていましたが、そのように考えていたのは母親だけでした。本人は、当然のようにひとりで行くことを選び、いつも何事も時間ぎりぎりなのに、かなり余裕を持って行動していました。試験の持ち物にないという理由であえてスマホを持たずに行きましたので、それもまた親としては心配でしたが、いつの間にか親が思っている以上にしっかり育っていました。(保護者H.Y.さん)

「バスが混雑してなかなか乗車できなかった」などの声もありました。入念な下調べと、早めの出発が大切です。

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5.その他のエピソード

苦手対策をサポート

何度か北辰テストを受けた結果を見た際に、毎回数学の成績が足を引っ張り、このままだと志望校に合格は難しいと思った。本人は点数しか気にしていなかったが、親が間違いの傾向を掴むために分析をしてみた結果、毎回同じ所が間違っていた。その対策を行った結果、偏差値がぐんとあがり、志望校選びに自信を持てるようになり、弱点を克服することが出来た。目指していた志望校に合格出来たのは、苦手単元を意識させた声掛けがあったからだと思う。本人がピンと来ていない時は親が先導してあげる必要性(苦手な単元の可視化)を感じた。(保護者H.T.さん)

お正月の目標の紙が…

私立受験の日の朝、そろそろ電車に乗った頃かなと思っていたら、お正月に子どもが書いた目標の紙が壁から剥がれてヒラヒラと…。下の子と2人で「不吉ー!!」と笑ってしまいました。第一志望に受かった今、完全に笑い話です。(保護者H.H.さん)

緊張が一気に緩んで

受験本番まで風邪一つ引かなかった子が、合格発表当日に体調を崩し、そこから一週間以上も体調不良が続いて、卒業前の校内イベントや卒業式の練習にはほとんど参加出来ませんでした。
合格を知った途端に、それまで張り詰めていた緊張が一気に緩んだんだろうと思います。
受験期間中、一切弱音を吐かなかったけど、本当は物凄いプレッシャーと戦っていたんだと思うと、親のサポート不足を恥じると共に我が子の我慢強さ、メンタルの強さに改めて感心しました。(保護者A.I.さん)

家でコツコツ

我が子は他者がいる空間に長時間いる事がストレスとなり、パニックを起こしてしまう精神状態でした。なので、北辰テストを申し込んでも会場で受けられない事がほとんどでした。
しかし送られてきたテストを家でコツコツとやっていた様で、受験前の最後のテストでは会場内で最後までテストを受ける事ができ、自信を持って本番を迎える事ができました。(保護者M.Y.さん)

保護者の皆さま、たくさんの素敵なエピソードを、ありがとうございました。

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