中1のお悩み:暗記が苦手! 得意になるには?

これから学年があがるにつれて、どんどん覚えることが増えていくよ。そこで、中1の今のうちに「覚え方のワザ」を身につけて、暗記を得意にしておこう!

お悩み:暗記が苦手! 得意になるには?

教科書・ノート・資料集を、何度も読んでいるのに覚えられない…。どうしたら、暗記が得意になるの?

お答え:「目」+「手」+「口」のあわせ技と、“イモヅル学習”で暗記してみよう。

目で追うだけでは、なかなか覚えられないよ。今回は「覚え方のワザ」を2つ紹介するよ。

1.「目」+「手」+「口」のあわせ技

勉強するときに、キミはノートや教科書を“目”で追うだけで覚えたつもりになってない? それだけでは覚えたつもりでも、すぐに忘れてしまうことが多いんだよね。

覚えたいことを頭にしっかりインプットするには、

・“手”を使って、大切なことを「何度も書く」

・“口”を使って、大切なことを「声に出す」

などをして、脳にいろいろな信号を送ることが大事だよ!

(例)

・新出漢字や英単語は、何回も書き取り練習をして、大きな声でくり返し読む。

・英語の重要構文は、紙に書いて、部屋のカベなどにはって、目に留まったら音読する。

ポイント覚えられたと思ったら、答えを隠してチェックすることを忘れずにね!

「アウトプット」することで、効率よく覚えていこう!

2.“イモヅル学習”

“イモヅル学習”とは、サツマイモがひとつのツルにたくさんなるように、覚えたいことがらをキーに、それに関連することがらをまとめて覚えて知識を増やす勉強法だよ。

(例)

地理で「北アメリカの産業」について復習するとき、教科書や地図帳を開いて
・北アメリカの気候や農業
・北アメリカとかかわりの深い地域
など、関連のあることがらを調べていく。

このように、個別に覚えるのではなく、関連のあるものごとをまとめて覚えるようにすると知識が広がっていくよ。また、調べたことをノートにまとめておけば、テスト前の見直しにも役立って一石二鳥!

よ~し、早速2つのワザを使って、今日から暗記してみようっと!

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