中1生へのアドバイス(9月)

秋に学力を伸ばす“イエベン(家勉)”2つのコツ
2学期は、学習内容がより濃くなり、覚える量も増える。そんなちょっぴりハードな2学期を乗りこえるための“イエベン(家での勉強)”のコツを2つ紹介しよう。


①ナガラ勉強はしない!

●“イエベン”前のギシキで、「ナガラ勉強」にサヨナラ!
夏休みに、「勉強がんばるぞー」と2時間も3時間も机に向かっていても、なかなかはかどらなかったというキミ。もしかして「スマホを見ながら」「テレビをつけながら」といった、「ナガラ勉強」をしていなかったかな? ナガラ勉強を続けていたら、どんなに時間をかけたって、学習成果は上がらないぞ。
そこで、毎日“イエベン”を始める前に、ちょっとした「ギシキ」を実行してみよう。
①ぐるっと部屋を見回して、遊び道具が部屋に散らばっていないかを確認。雑誌やマンガ、ゲーム機が出ていれば、きちんと片付ける。
②パソコンやスマホ、テレビなどの電源が入っていないかをチェック。もし入っていればすぐにオフにする。
③部屋が片付き、勉強のジャマものがなくなったのを確認したら、深呼吸して、勉強開始。
こんなふうに“イエベン前のギシキ”を習慣化すれば、ナガラ勉強も防げるし、「さあ今から勉強だ!」とイエベンモードのスイッチが入って、集中して勉強できるようになるよ。

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②疲れたときは休んでもよし!

●ただし、後回しにするときは、「いつ」「何を」「どれくらい」をきちんと決めてから。
“イエベン”で学力をつける最大のポイントは、毎日コツコツ続けること。だけど、「今日はもうヘトヘト。勉強は明日にしたいな」という日も出てくるよね。もちろん、そうした気持ちをガマンして机に向かうことも大切だけど、あまりに疲れていたら効率が悪くなるのも事実。そんなときは、思い切って休んで、後で勉強するほうが効率的なこともあるぞ。
そのときは、休息を取る前に必ず「今日は早く寝るかわりに、明日の朝5時半に起きて、英語の宿題を30分やる」などと、「いつ」「何を」「どれくらい」やるかを具体的に決めておこう。そして自分で決めた“約束”は必ず守るんだ。こうすれば、バテた体を休めてすっきりした頭で勉強できるから、ぐっと学習効率がアップする。いそがしくても無理のない勉強方法を取り入れれば、毎日イエベンを続けられるね。

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